2017年08月09日

今年も姿を見せたカワセミ(幼鳥)

8月は巣立った幼鳥が独り立ちして、エサ取りをしています。長流川でも2羽ほどカワセミが飛び交っていますが、近くで観察することができません。7月中旬にボラの群れが橋の上から観察されましたが、8月7日にも50匹ほどのボラが群れて泳いでいました。

2017-8-7有珠湾・カワセミ (12) - コピー2017-8-7長流川。ボラ - コピー

いつも夏休みの時期、ミサゴがボラなどを捕りにやってくるのですが今年は河口であまり観察されません。夏休みの時期、河口の浜辺でモトクロスのバイクが走っていたり、ウインドサーフィンの車が砂浜に乗り入れていたり、太陽光発電の工事で重機が入っていたり、野鳥にとっては厳しい環境になっています。旧志村化工の林が皆伐された後、河口の鳥、虫の出現が激減しています。河口の自然度を維持するうえで重要な役割を果たしていたことがわかります。自然保護諸法の諸政策が全くなされていない現状は、まるで無法地帯です。環境行政の情けなさに怒りを感じます。

2017-8-6有珠湾・キアシシギ (2) - コピー

キアシシギ

夏休み時期、有珠湾にはいち早くキアシシギが飛来します、今年も7月31日に第一陣、2羽がやってきました。12時のサイレンが間近で鳴ると驚いて飛び立ったのですが、8月7日に行くとまだ居て、12時にサイレンが鳴っても、まったく動ぜず・・・環境に適応したようです。そんな中、今年もカワセミが有珠湾で魚捕りをしていました。すっかり独り立ちをして、見事に魚をとらえていました。

2017-7-12長流川・アオアシシギ - コピー

アオアシシギ

2017-8-7長流川・カルガモ・アオサギ - コピー

アオサギとカルガモ

生きる環境が悪化している中、よくぞ生きていると感心しています。

2017-8-7有珠湾・カワセミ (20) - コピー

夏の暑い日差しの中、背中の輝く空色は明るく輝いていました。命の輝きです。

2017-8-1長流川・ベニシジミ - コピー

ベニシジミ

2017-8-1長流川・コムラサキ (2) - コピー

コムラサキ

2017-8-1長流川・クジャクチョウ(2) - コピー

クジャクチョウ

posted by 管理人 at 21:47| 日記

2017年07月03日

6月長流川

長流川河口の太陽光発電工事は北半分すっかり伐採されそのせいで小鳥の姿も稀となりました。現在、無残な姿をさらしています。どんなふうに長流川の自然を守っていくかなんの理念もルールもない現状では、私有地の名のもとに何でもありです。憲法では公共の福祉のもとに所有権は制限されるのですが・・・・・・法治国家とは名ばかりです。特に自然保護については国も地方も全くの無策を意図的に貫いています。嘆かわしいばかりです・・・・

2017-6-17・長流川河口・太陽光工事2017-6-26長流川河口・コハマナス(ノイバラとハマナスの自然交配)

6月、鳥たちは子育てに追われています。にぎやかだった河口は草木が生い茂りはひっそりとしています。ハマナスの花も最盛期を過ぎて、今はハマヒルガオが咲いています。ノイバラガ満開でとてもきれいです。ノイバラとハマナスの自然交配のコハマナスを初めて見ました・・・・なかなかきれいです。

2017-6-26長流川・第一ダム2017-6-26長流川ダム・カワウ

2017-6-26長流川ダム・オシドリ

焼き場奥のダムに観察に行ってみると、ウグイス、オオヨシキリ、アオジのさえずりが聞こえてきます。ダムの中ではカワウが魚を追っていたり、アオサギが魚を待っていたり、時々オシドリの雄が横切っていたり、カルガモが寝ていたりのどかな時間が過ぎていました。

 

2017-6-20長流川・ミサゴ2017-6-20長流川・ミサゴ (3)

6月中旬、今年もウグイが遡上し伊達トンネルより上流のダム付近で産卵していました。そのウグイをミサゴが捕獲していました。キタキツネもウグイ狙いで河原にいました。

 

2017-6-14長流川壮瞥・コチドリ2017-6-20長流川・キタキツネ2017-6-14長流川・壮瞥・キセキレイ2017-6-26長流川・ニセアカシア・昭和新山背景

さらに上流の壮瞥ではコチドリ、イカルチドリが子育てをしています。すっかり大きくなったキセキレイの幼鳥が姿を見せてくれました。ニセアカシアの花が満開になっていましたが今年は養蜂業者が来ないせいかミツバチの姿が見えません。せっかく咲いているのにもったいない感じがします。長流川は地域の生態系の中核です。様々な動植物がそこで命をつないでいます。その重要な意味をもっと分かりやすく訴えていくことが私たちの使命なのでしょう。

posted by 管理人 at 22:45| 日記

2017年05月28日

今年は賑やかシギ・チドリ    篠原盛雄

今年の春は早いと思ったとところが5月上旬からあまり気温が上がらず、八重桜は例年通りの開花となりました。5月は鳥の渡りの時期、毎日新しいい出演者が長流川河口、有珠海岸にやってきていました。近年シギ・チドリン飛来は減少傾向にありましたが、今年の春のシギ・チドリの飛来は今までにないくらいの数でした。オオルリ、キビタキの飛来も例年通りで桜の咲く時期に合わせるようにやってきます。時間が空いていると今日はどんな出会いがあるのだろうと毎日のように川や海に出かけました。

2017-5-5長流川・ウズラシギ7

ウズラシギ 長流川 5/5

2017-5-12長流川・トウネン群れ

トウネン群れ 長流川 5/12

5月2日に有珠海岸でチュウシャクシギに会い、5月5日の長流川でウズラシギに出会いました。ウズラシギは今まで伊達で2度ほどの観察しかなく珍客です。近くでの撮影はできませんでしたが、何とかウズラシギの特徴が出る程度に写真を撮ることができました。

この日は朝6時前に河口で観察を始めましたが、なんとこの時期25羽のコハクチョウの群れが休んでいました。アオアシシギ、マガンも来ていました。

2017-5-13長流川・ムナグロ (2)

ムナグロ 長流川 5/13

2017-5-13有珠海水浴場・キアシシギ (2)

キアシシギ 有珠海岸 5/16

2017-5-16有珠海岸・キョウジョシギ・トウネン・メダイチドリ

キョウジョシギ・トウネン・メダイチドリ 有珠海岸 5/16

その後5月中旬まで長流川にはキアシシギ、メダイチドリ、トウネン、ダイゼン、チュウシャクシギ、ホウロクシギ、クサシギ、ソリハシシギ、ムナグロ、イソシギが次々と飛来していきました。5月12日午後1時ころ長流川河口に出かけてみると、トウネンが70羽近くに増えて飛び回っていました。そのほかメダイチドリ、アオアシシギ、タカブシギがいて、スズガモ80羽、コガモ50羽、ウミアイサ24羽、などカモ類、カモメ類で非常ににぎわっていました。時々群れで飛び立つトウネンの飛翔は素晴らしい景色でした。有珠海岸では5月5日ミヤコドリが2羽飛来し2週間ほど滞在しました。5月16日午後3時ころ様子を見に行くと海岸にキョウジョシギ30羽、キアシシギ20羽、トウネン10羽、メダイチドリ2羽、チュウシャクシギ2羽が水際でエサ取りをしていました。そっと岩陰でその様子を撮影しようと身を潜めているとなんと目に前20mにミヤコドリ2羽が舞い降りてきました。なんという奇跡!曇りで光線状態は良くなかったのですが岩陰から彼らの様子を撮影することができました。

 

2017-5-16有珠海岸・ミヤコドリ・キアシシギ・キョウジョシギ

ミヤコドリ・キアシシギ・キョウジョシギ 有珠海岸 5/16

シギ・チドリの群れと一緒にミヤコドリ2羽がエサ取りをする光景は最初で最後の出来事になると思います。今まで20年観察を続けてきましたが、年々シギ・チドリの観察数が減少する中、近年これほどのまとまった数が観察できたのは驚きです。賑わっていた長流川河口のシギ・チドリも5月15日午後5時半ころハヤブサが突然襲いかかり海上を追い回していました。そのため集まっていたキョウジョシギ、キアシシギ、メダイチドリ、トウネンはほとんど飛び去ってしまいました。襲っている写真を拡大してみるとハヤブサの若鳥でした。シギ・チドリを取り逃がしたのも技術の未熟さからでした。仕方なく帰路に就くとなんと薄暗くなった海岸の道端になんとムギマキが現れ慌てて写真を撮ろうとしたら反対方向からライトをつけた原付バイクが向かってきて・・・・・アウト!ぼやけた写真で終わっちゃいました。春のムギマキは珍しいのです。残念!!!今年の春は思いがけない出会いの連続で久しぶりに熱が入りました。

改めて長流川、有珠海岸のすごさを再認識させられました。それにつけても河口の大規模太陽光パネルは異様です。小鳥の数もぐっと減りました。野鳥保護区として自然林のまま残してくれたら、長流川の自然度は高まったと考えられます・・・残念です!

自然保護に対する行政の意識は限りなくゼロに近いです・・・・残念です!

posted by 管理人 at 23:41| 日記
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